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2019.2.16

​Daiji Meguro 

Daisuke Morishita

​舞踏家 / 目黑 大路 - 森下 大輔 / 写真家

アーティスト トーク 抄録

Q: 写真自体にどのような意味があるのか?

Morishita: 情報を伝えたいわけではなく、写真自体に伝えたいものが含まれている。

 

Q: 写真に色がないことの意味は?なぜモノクロ作品なのか?

Morishita: 色があると一般的な世界観と結びつきやすい。色がない方が、写真は単に世界のコピーではないということを伝えられる。

 

Q: 舞踏とは何か?

Meguro 1950年代後半に日本で舞踏は生まれた。そして様々な変遷を経て、今の形に落ち着いた。ただ自分が行っている舞踏は、暗黒舞踏(白塗りの舞踏集団)ではない。元来、型を嫌う中で完成されたものであり、型にははまらないタイプの舞踏である。

 

Q:どのような表現を目指しているか?

 

Morishita: 存在そのもの、生きていることを示したい。シャッターを切ることで、対象物を固定してしまうのではなく、むしろ写真にすることで再生させたい。

 

Meguro: 作為をどれだけ削除するのか。全て削除すると、観ている人に対して何も出なくなってしまう。削除するものと削除しないものの間のせめぎ合いで苦悩する。

 

2019.2.17

​目黑 大路 - 森下 大輔

Daisuke Morishita

​Daiji Meguro 

​(写真家)

​(舞踏家)

アーティスト トーク

文字起こし

(​45分程度)

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