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​宮崎郁子
​「ヴァリー・ノイツィル 2020」
​- エゴン・シーレと共に -

会  期  :  2020年12月5日(土)〜 12月27日(日)

休 館 日 :  火曜日

作家在廊日 :  12月5日(土)、13日(日)、27日(日)

*特別企画 「舞踏 / 古関すまこ」  

*入場無料 

​2020年12月13日(日)

舞踏 /14:30〜15:10

​対談 /15:30〜16:00(古関すまこ×宮崎郁子)

※満員御礼

岡山市在住の宮崎郁子氏は、「夭逝の画家」エゴン・シーレの作品をテーマに制作している人形作家です。本展は、シーレのモデルでありミューズでもあった女性「ヴァリー・ノイツィル」に焦点を当て、ヴァリーの人形を中心に展開します。

​20代前半の若さでこの世を去った女性をとおしてみえる作家の光と影をぜひご高覧ください。

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展示概要

世紀末ウィーンでクリムトと共に活躍した夭逝の画家エゴン・シーレのミューズであった。ヴァリー・ノイツィルに焦点を当て、人間存在への根源的な問いかけに

宮崎郁子の人形で表現する。

​全身全霊でシーレを支えたヴァリーであったが、ブルジョア階級の女性と結婚を決めたシーレと別離。第一次世界大戦時であり、従軍看護婦として戦地に赴くも猩紅熱に羅患し、24歳の時に戦地ダルマニアで没す。その一年後には、シーレ夫妻も共にスペイン風邪で亡くなった。

私たちが生きる今の時代の紛争、差別、分断、感染症​、災害などと重ね合わせる。

 

作家プロフィール・略歴

*宮崎郁子 Ikuko Miyazaki


岡山市に生まれる 岡山市在住

2011 岡山市文化奨励賞(芸術部門)受賞

2013 宮崎郁子作品集「樹の瞳」出版

展覧会

【主な個展】

1998 エゴン・シーレをつくる/ クラフト&ギャラリー幹,倉敷

1999 シーレの描く女性たち/ 昔人形青山K1ドヲル,京都

2000 エゴン・シーレ/ せ・ら~る,原宿

2003 エゴン・シーレ 三次元の世界へ/ スパンアートギャラリー,銀座

   以後‘06,’08,‘12にも個展開催

2009 エゴン・シーレ ぼくは死を愛し,そして生を愛す/ 岡山県天神山文化プラザ,      岡山

2010 出不精のひとたち/ Gallery Schiele,千倉(千葉県)‘11にも個展開催

2010  エゴン・シーレ Blessig/ アートガーデン,岡山

2014 宮崎郁子の世界/ 奈義町現代美術館, 奈義(岡山県)

2017 ひとがたのエゴン・シーレ/カスヤの森現代美術館,横須賀

2018 闇に黙せず/ 瀬戸内市立美術館, 瀬戸内(岡山県)

2018-19 View of Women-Ikuko Miyazaki and her inspiration by Schiele / Egon Schiele Art Centrum ,チェスキークルムロフ(チェコ)

 

【主なグループ展・アートイベント等】

2001 ドールフェア・A Gathering of Excellence/ Whotel,ニューヨーク

2010 Decadence Now !/ Galerie Rudolfinum,プラハ

2012 第九回犬島時間/ 以後3回出品/ 犬島の民家,岡山

2013 アリス幻想奇譚/Bunkamuraギャラリー,渋谷

2014 人形偏愛主義/ Bunkamuraギャラリー,渋谷

2016 Doll’s Show/ストライプスペース, 六本木

2017 永遠の幻想・美の幻影/ ストライプスペース, 六本木   

2019 NUDE VERITAS 2019 宮崎郁子×山内若菜/ 岩崎ミュージアム、横浜

   

【パブリックコレクション】

Egon Schiele Art Centrum,チェスキークルムロフ(チェコ)

 

*古関すまこ Sumako Koseki

1977年 渡仏。フランスを中心にヨーロッパ各地で舞踏活動。

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