About
当館について
山の「港」をめざして
「PORT ART&DESIGN TSUYAMA」(ポート アート&デザイン津山) は、岡山県北部の山間に位置する津山市に誕生したアートギャラリーです。 ※「津」という文字には船着場や港の意味があります。
大正9年(1920年)に竣工した市指定重要文化財である旧妹尾銀行林田支店の大らかな建築空間が、アートの発信拠点として生まれ変わりました。銀行、その後は洋学資料館としても使われたこの施設は、赤レンガタイルが敷かれた中庭を中心として、神社仏閣を想わせる木造の本館、石造りの金庫棟、赤レンガ倉庫が立ち並ぶ構成を持ち、1世紀前の大正ロマン期の華やかな建築様式と往時の市井の面影を今に伝えています。
2020年に百歳を迎えた歴史ある建築空間のなかで、優れた作家の作品を紹介する企画展を主軸としながら、市民ギャラリーや作家とのワークショップ、アートイベントの開催など、楽しく体験・参加できるプログラムも多数用意しています。
「みなと」のような日常のなかに多様な交流が生まれ、外の文化の受容(import)と内の文化の発信(export)の二面性が互いに循環し合い、新しい出会いや思いがけない物語が生まれる楽しさを共有できる場になれば幸いです。
PORT ART&DESIGN TSUYAMA
館長 飯綱 洋平
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歴史
交通
大正 9年 妹尾銀行林田支店として建築
(棟梁は、池田豊太郎)
その後、第一合同銀行、中国銀行(株)津山東支店へと変遷
昭和50年 中国銀行(株)より津山市が取得
昭和53年 津山洋学資料館として開館
平成 4年 津山市指定重要文化財(建造物)に登録
平成21年 津山洋学資料館、新築移転に伴い閉館
平成28年 アート・デザイン賑わい拠点としての活用方針を決定
平成29年~30年2月 施設改修工事、指定管理者募集・審査
平成30年6月 EKG合同会社(代表:飯綱洋平)に指定管理者決定
平成30年10月6日 オープン
